ニュージーランドペットビジネス修行

 

2002年5月(秋)ニュージーランドのオークランドの郊外にあるWoodcote Farmsでホームステイしながらケンネル(ペットホテル)の仕事を学んできました。飼い主さんは、仕事の都合や旅行などで世話ができなくなり、こちらに預けています。ちょうど閑散期だったのでワンちゃんの数は少なかったのですが、クリスマスシーズンは、ゲージが足りなくなるほど混むそうです。
室内ゲージです。食事と寝る時は、この中にワンちゃんを入れます。 とても広い芝生の広場で、みんな大はしゃぎです。
野外のゲージは、とても広々! オーナー兼ホストマザーのジルさんです。
いつもマンツーマンで丁寧に教えてくれました。愛犬のボクサーは、しつけされたとても良い子でした。ジャパニーズレストランにお茶ではなく、ワインを持ち込んでお寿司を食べた事が思い出に残っています。
午前中は、朝7時に餌を与えて、その後は糞の処理と犬舎の掃除です。ワンちゃんの衛星管理には気を使い、常にキレイな状態を保つようにこまめに掃除をしていました。夕食まで、外に放して遊ばせます。とても広いのでみんな伸び伸びしていました。
犬を褒める時は、男の子は”good boy!”、女の子は”good girl”です。よくこの言葉を使っていました。
ニュージーランドでは、移動車でお客様宅まで行き、トリミングするのがポピュラーです。車内には、トリミングをするのに必要なカット台、ドライヤー、浴槽などすべて揃えています。日本では、渋滞や駐車スペースの問題がありなかなか難しいのが現状です。
こんなに大きいお風呂が車に入っているんです。 大型犬もラクラク!
大きいお風呂でワンちゃんをキレイキレイ。
私はトリミングの勉強を1週間しかしていないのに、2週間目で助手席に乗せられ、お客様の家をまわり実際にワンちゃんをシャンプー、カットしました。カットは上手くないので、ほとんどシャンプー専門でした。
ペットショップの店頭です。
シンプルなつくりですが、看板がかわいいです。
店内はドッグフードとペットアクセサリーがメインで生体販売はしていません。イギリスをはじめ、欧州諸国では店頭の生体販売が法令で禁止されています。
アクセサリーコーナーは、カラフルで、いかにも外国ぽいですね。 看板犬のアメリカンコッカースパニエルの子達。とても人懐っこく、座っていると膝の上にのってきます。